食トレ是非〜食トレは選手のためになってるの?〜

Let's enjoy baseball


野球少年
野球少年

監督から2ℓタッパーを渡されて、全部食べろ!!って強制されて大変なんだ!!体重は重くなっているけど・・・

野球は全然上手くなっている感じがしないんだ!

Kyuta
Kyuta

それは大変!
最近「食トレ」って言葉をよく耳にするようになったね。もちろん身体を作ることはアスリートとして必要だけど、過度な食トレには注意が必要だよ!!

今回のタイトルに対して
私の意見は「過度な食トレ」には否定派です!

高校野球中心に行われている過度な食トレには疑問を感じています。
食事のトレーニングは本当に必要なのでしょうか?

投球制限より制限しなければならない問題だと個人的には考えています。

食事は楽しむもの

大前提に「食事は楽しむもの」という考えがあります。
近年、食トレによってご飯を楽しく、美味しくいただくことが出来なくなっている野球選手が非常に多くなっているな、と感じています。

名称が食事トレーニングです。
トレーニングは訓練という意味です。
訓練として食事を摂らされている高校球児…
それを真似て食トレをやっている中学生も…

辛い顔して弁当を食べる選手たち・・・

そのような光景を見ると
とても寂しい気持ちになってしまいます。

食べ過ぎによる健康悪化

一日5食の食トレをしているチームがあるという話をよく耳にします。
高校生の一日に必要なカロリーからすると、もちろん食べ過ぎです。

食事トレ(食べ過ぎ)をすることで

①胃腸や肝臓が弱り、消化能力が衰える。
②血糖値の急激な上昇。 
③胃の疲弊
→食欲不振、胸焼け、胃もたれ、肌や髪に悪影響等
④腸内環境が悪化
→免疫力の低下を通じて風邪や肺炎などの感染症、アレルギーやがんを誘発しやすくなる。 
⑤内臓脂肪の増加
→血液やリンパ液の流れを悪化させ、心臓病のリスクを高める。

食トレによって、体重が増えて、打球が飛ぶようになるかもしれません。
ですが、それでいいのは野球をしている時だけです。
野球を引退してからの人生の方が長いです。
現役中、引退後、食べすぎてきたことによる病気のリスクは少なからずあります!

指導者は食トレを選手にやらせて、選手の健康の責任はとれますか?

自転車理論

自転車理論とは

自転車に乗れない人がいくら筋トレや食トレをしても自転車に乗れるようにならない。

これをバッティングや野球に置き換えて考えると
打てない人がいくら筋トレや食トレをしても打てるようにならない。
ということになります。
筋トレや食トレは数値目標を設定しやすく、成長がわかりやすいです。
しかし、筋トレや体重増加では人が持っている感覚の成長は見込めません。

筋トレや食トレの前に
自分の身体を自分の思い通り動かせるようにしなければいけないと思います。

3年間しかない高校野球を有意義な時間にしてください!!

食トレ全てを否定ではありません!!

上記に書いたことを理解した上で
エビデンスに基づいて行われている食トレや筋トレは否定しません。

何も考えずに
「周りがやっているからやろう!!」はダメです!

何度も言っていますが
正解はありません。

様々な視点から考えて最善の答えを出しましょう!!

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