こんにちは、Kyutaです。
ベイカルブログでは野球の「知識」や「考え方」についての情報発信をしています。

中学野球をやっている息子(甲子園に出たい)に、どのような高校を勧めてあげればいいのか迷っているんだ!!

甲子園よりも10年後や20年後を見据えて、進学先を考えさせるのが大事だよ!!高校野球で人生は終わらないからね。甲子園に出たいという気持ちも大切にしてもいいけど、甲子園はゴールでなく、経由地だからね!
野球を通じて人間として成長させてくれる野球部(高校)を選ぶ!
今回のブログでは高校選びのポイントを5つ紹介していきます。
①野球部で学べること
約2年半の高校野球で何を学ぶことができるのか!
オープンスクールや体験練習会や先輩の声などで観察していこう!!
- 野球部の『目的』と『目標』は何か。
⇒これがない野球部やあいまいな野球部は要注意! - 野球部の『目的』と『活動内容』は一致しているか。
- 野球部の『目標』と『練習内容』は一致しているか。
⇒高い目標を掲げているが練習はダラダラしている野球部は要注意! - 練習内容の割合
例えば:バッティング4割、守備3割、走塁2割、フィジカル1割、など
⇒自分の長所が伸ばせる野球部を選ぼう! - OBにはどのような選手がいるか。
例えば:ピッチャーが多い、長距離打者が多い、筋肉ムキムキが多い、など
⇒指導者の力量が測れるかも! - レギュラー選手と控え選手の練習内容の違い。
⇒控え選手が練習できない野球部は要注意!そんな野球部に入ってしまうと上手くなるチャンスもない!
②野球部以外で学べること
高校生活を野球だけで終わらせるのはもったいない!!
もちろん野球を一生懸命すればいいが、
野球以外にも頑張れるポイントがある高校を選ぼう。
高校選びには必ず野球以外の視点も必要だよ!
- 学校のカリキュラム(教育の内容や指導の計画など)
- どのような力が身につくのか。(野球の能力以外で)
⇒学力、資格、主体性、コミュニケーション力など - 野球以外の時間はどれくらいあるか。また、何に使うことができるか。
⇒野球以外の時間がない、確保できない高校は要注意!
みなさんに注意してほしいのは
『野球中心』の高校時代なら良いですが
『野球だけ』の高校時代にはならないよう注意をしてくださいね!
③野球部員の進路実績
各高校の野球部がホームページなどで進路実績を公表していると思いますが
公表していない野球部は要注意です!必ず情報を得るようにしましょう!
- オープンスクールで質問
- 直接学校に問い合わせ
- 実際に在籍している選手や保護者に聞く
- OBに聞く
- 国立大、私立大(難関レベルからFランレベル)、短大、専門、就職など実績の割合はどうか。
- レギュラー選手と控え選手の進学や就職先に差があるか。
- 野球の力を使っての進学・就職があるか。
- 主な進学先の大学の学力レベルなどはどれくらいか。
高校卒業後の姿
野球引退後の姿
10年後、20年後の姿
★その理想の姿になるための高校を選ぼう!!
④甲子園がなくなった時に残っているものは
昨年の甲子園中止は非常に大きな話題になりました。
今後も甲子園が中止になる可能性は0ではありません。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大により十分に部活動ができていないと思います。
このような状況で、『野球だけ』しかしてこなかった高校生には何が残るのでしょうか。
中学生のみなさんや保護者の方には
「甲子園中止」となっても多くのことが残る高校(野球部)を選択してほしいと願っています。
⑤高校野球で社会人になるための力を身につけよう!
「社会人基礎力」が身につけられる野球部がおススメ!!
「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱したものです!

社会人基礎力(METI/経済産業省)
部活動でこれら3つの力を身につけることで、社会で活躍できる大人になると思います。
是非、3つの能力と12の能力要素を指導に取り入れている野球部を見つけ
入部を検討してみてください!!
まとめ
甲子園に行きたいという気持ちは多くの人が持っていると思います。
しかし
甲子園だけでなく10年後や20年後を見据えて、進学先を考えるのことが非常に重要です!
高校野球で人生は終わりません。
甲子園に出たいという気持ちも大切にして良いですが
甲子園はゴールでなく、経由地です!
総合的に考え、あなたが最も成長する高校を選択してください!!
Let’s enjoy baseball♫
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