こんにちは、Kyutaです。
ベイカルブログでは野球の「知識」や「考え方」についての情報発信をしています。
誕生日って野球で活躍することと関係があるの?
そうだね!誕生日は野球で活躍することと大きく関係しているんだ!!今回の記事ではなぜ誕生日が関係あるのか説明していくよ!!
今回の記事では、「誕生日」と「野球の活躍」の関係性について紹介します。
指導者はもちろん、保護者や1・2・3月生まれの選手は必ず読んでおきたい内容です。
目次
血液型と「甲子園出場確率」
「誕生日」と「野球の活躍」の関係性の前に、「血液型」と「野球の活躍」の関係性について紹介しておきます。
皆さんは何型の血液型の選手が「野球で活躍」すると思いますか?
参考データはコチラ!
このデータを見て分かるように、甲子園出場者の血液型の割合と日本人の血液型の割合はほとんど変わりません。
プロ野球選手は○月生まれが多い!!
それでは「誕生日」と「野球の活躍」に関するデータを見ていきましょう。
日本人の生まれた月の平均割合は25%です。
4〜6月生まれのプロ野球選手は35%で平均割合より10%も高いのです。
逆に1〜3月生まれのプロ野球選手は15%で平均割合より10%も低いのです。
その差は20%です。
※高卒のプロ野球選手だけに絞るともっと差が出ます。
少年野球の選抜チームの生まれ月は??
プロ野球選手の生まれ月は4〜6月が多いですが、少年野球(小学生)の大会はどのような割合なのか見ていきましょう。
地区大会では全ての生まれ月の割合が25%で、日本人の生まれた月の平均割合とほぼ同じです。
しかし!全国大会になると4〜6月(45%)と7〜9月(30%)の割合が増えています。
逆に10〜12月(20%)と1〜3月(6%)の割合は減っています。
選抜チームに選ばれる選手になるとさらに差は大きく開き、4〜6月生まれが56%、1〜3月生まれは4%というデータが出ています。
プロ野球より少年野球の方が「誕生日」と「野球の活躍」の関係性が顕著に表れています。
早生まれ(1〜3月)生まれの実際
上記のデータから早生まれの現実を3つ挙げると
- 生まれ月は試合出場頻度に影響する。
早生まれ=試合に出られない - 生まれ月はリーダーシップに関係する。
早生まれ=キャプテン少ない - 生まれ月は子どもの夢にも影響する。
早生まれ=プロ野球選手を諦める
があります。
生まれ月で才能は変わらない!!
早生まれだからって才能がないわけではありません。
何が原因でそうなっているかは、日本の野球環境であると考えています。
大人の評価・起用によって選手が勘違いをしている。
大人の評価によって子どもの野球人生が大きく左右されている。
早生まれの強さ!
早生まれの選手の強さが分かるデータを紹介します。
このデータはプロ野球選手のタイトル獲得者の割合です。
4〜6月生まれのタイトル獲得者数の割合は8%です。
※4〜6月生まれのプロ野球選手が100人いたら8人の割合ということです。
1〜3月生まれのタイトル獲得者数の割合は14%です!!
その理由はコチラ!
早生まれの選手はか「できないこと」に気づいて「できるようになる工夫」をしている。
遅生まれは「できないこと」の経験が少なく、「できるようになる工夫」が少ない。
※もちろん全ての人にあてはまるわけではありません。
まとめ
最後に皆さんにメッセージです。
指導者・保護者の皆さんへ
大人の皆さん、晩熟の選手を理解せず、ただの控え選手として扱っていませんか?
その子の成長はこれからなのに早熟のレギュラー選手を中心に指導していませんか?
もしかしたら晩熟の選手が日本球界を背負う選手になるかもしれません。
子どもを生かすも殺すも大人次第です。
目の前の勝利しか見えない大人にならないでください。
目の前にいる子はこれから必ず成長します。
早生まれの選手の皆さんへ
あなたが今、活躍できていないのであれば
人より成長するタイミングが遅いだけなのかもしれません。
人より生まれたのが遅いだけなのかもしれません。
自分自身を信じてあげてください。
あなたは必ず成長します。
先を見据えてコツコツと今できることを!!
Let’s enjoy baseball♫
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